空欄

2004年11月13日 家族・子育て
高校の同級生が亡くなった。

彼女の希望で、密葬だったとの事。
”集まろう”と連絡が入ったのが今日。断る理由も無く。

いつもの集まりだった。
過去と、現在と、そして近い未来と。只笑って話しあう席。
”学校に行ってみよう”と誰かが言った。

真夜中の母校。
別に、深い理由は無かった。そんな訳じゃ無かったのに。
一度だって、笑顔を絶やす事が無かった子。
”まだ、はやすぎる” 嗚咽の中、たった一言だけ。

帰るまぎわに作った名簿。
もう、使われる事の無いもの。
思い出が又ひとつ、過去へ、と。